仕組みで売れる体制づくり「営業の成約達人」の仕組みの作り方-第104話 問題解決において名案探しをすると失敗する理由とは
電子書籍「売れる営業組織に変える 増販増客の仕組み構築(戦術編)」がAmazonランキング5部門で1位を獲得することが出来ました。
この場を借りて御礼を申し上げます。
ただ、正直に申し上げると、このランキングは、偶然の結果ではなく、狙いに行っての結果になります。
このようなお話をすると、「乾さんの、今までの人脈を使って、まとめ買いをお願いしたのでは・・・」という声もいただきます。
本音でお話をすると、この本の紹介をメール等で個人的に直接にお願いしたのは、23人だけです。
「えっ、本当ですか」と驚かれるかも知れませんが、本当です。
しかも、土曜日にメールをしましたので、購入率を50%としても、11人ぐらいしか購入の見込みは立っていませんでした。
これでは、Amazonランキング5部門どころか、1部門さえも1位が危うい状態でした。
では、なぜ、5部門で1位を取ることが出来たのでしょうか。
当然、やり方の手法も重要ですが、結果を振り返ると考え方が重要であったように思います。
誤解を恐れずに正直に申し上げれば、やり方だけでは、5部門1位を取ることは出来ていなかったと思います。
では、どのような考え方で取り組んだのか・・・。
それは、電子書籍「売れる営業組織に変える 増販増客の仕組み構築(戦術編)」の第5章に記載した、「名案を出そうとすると失敗する、誰でもできる問題解決法」を実践しただけです。
では、第5章に記載した「名案を出そうとすると失敗する、誰でもできる問題解決法」を抜粋して紹介させていただきます。
【第5章の抜粋文章】
では、最後に、売れる営業組織になるための、問題解決法をご紹介したいと思います。問題解決には、2つあります。困った問題解決と理想の問題解決です。困った問題解決を実施していれば、売れる営業組織は、程遠いと思っていただいても良いかも知れません。
では、例を挙げながら説明をします。まずは、困った問題解決です。
問題が起きると、うぁあ、大変だ、なぜ、そのような問題が起こったのだろう、もうやっていられないというマイナス受信からスタートします。そして、マイナス受信した後は、それが起こった原因を他人のせいや環境のせいにします。他人批判をした後は、問題解決のための名案探しを一生懸命にします。最善策ではなく特効薬の名案探しです。
次に、理想の問題解決です。
問題が起きた時にチャンスだという捉え方をします。マイナス受信ではなく、プラス受信です。ここ、ものすごく大事です。プラス受信から始まります。そして、他人のせいにするのではなく、自分に原因を探して、自分が取り組めることを探します。出来ることを探すコツは、特効薬の名案を探すのではなく、今すぐ実践できる量をたくさん出すことです。質は問いません。量が増えると質は勝手に上がっていきます。そして、最後は、ベスト3を出して実践するだけです。
なんとなく、伝わっているでしょうか。今は、問題解決の方法はこれしかないと思っております。ちなみに、この問題解決の方法は、10社以上を上場させた、コンサルタントの福島正伸先生から教わりました。
そう、問題解決は前向きに考えることが大事であるということです。そして、自分の出番に変えることが出来るかが重要です。
そして、さらに付け加えると、ほとんどの人が特効薬の名案探しを行いたがります。でも、そうすると行き詰まります。行き詰まる原因は、すぐに答えが出てこないためです。しかし、出来ることを探すと行き詰まりません。出来ることなので、答えはすぐに出てくるからです。そうすると、解決できない問題はなく、解決する努力が必要であることが分かります。
この考え方を持つと、私たちは、誰にでも問題解決は出来る力はあると思えてきます。
なんとなく伝わっているでしょうか。
簡単にまとめると、特効薬の名案探しをやめて、人や環境に期待するのではなく、問題を前向きに考えて自分の出番にするという考え方を持って、問題解決を行うということです。
この問題解決の考え方を持てるようになると、組織は自走することができます。
【第5章の抜粋ここまで】
当方、お恥ずかしながら、ランキング1位を狙う時に何をしていたかというと、名案探しをしていました。
典型的な、「分かっているけど出来ていない」状態でした。当方も自分ごとになれば、客観視が出来ていませんでした。
そこで、第5章に書いてある通りに、実施したことは、自分が出来ることを全てを紙に書きだし、トライすることにしました。
6年ぶりにユーチューブの動画の作成も行いました。
そう、名案を考えるのではなく、出来ることを探してそれを愚直に実践しただけでした。
恐らく、名案探しをしていれば、名案が思い浮かばずに、Amazonランキング1位を取る行動はしていなかったと思います。
そうすれば、結果がついてきません。
当たり前のことを言っていますが、当方が経験したことが、このコラムを読んでいる会社様にも起こっているのではないかと思っています。
名案探しを行なって、結果的に行動を実践していない・・・。
あるいは、やることを決めても、知らないうちに、忘れてしまっていて、気が付けば、また、新たな取り組みテーマだけが決まって、以前やると決めたことが綺麗さっぱり忘れ去られている・・・。
貴社でもそのようなことは起こっていませんか。
もし、このようなことが起こっていれば、手法の問題ではなく、経営幹部の考え方の問題であるということに気づいていただければ幸いです。
問題解決は、名案探しではなく、解決する努力だけが必要であるということです。
そう、努力だけの問題です。
受動型の組織であればあるほど、答えを他人に求めて、結果、行動もせずに、他人の批判に終始しているかもしれません・・・。(自分の出番に置き換えていないだけです)
このコラムを読んでいるあなたは、大丈夫だと思いますが、今一度、チェックすることをお勧めいたします。
私も、電子書籍の出版を通じて、自己反省する良い機会になりました。
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