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代表 乾切抜き 誰もが75点以上出して稼いでくれる売れる営業組織の構築法-第136話 経営者の年始の決意表明で経営幹部が押さえておいて欲しいこと

新年おめでとうございます。本年も、コラムを通じて、経営者及び経営幹部の皆様に、経営に役立つキッカケを与えることができればと思っています。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

初仕事から数日が経過し、多くの会社では、経営者の方から、年始の所信表明があったかと思われます。

 

経営者の方からの所信表明を受けて、「今年は○○を強化していくぞ」と強い気持ちを持たれる経営幹部の方もおられるかと思います。

 

さて、本日のコラムは、経営者の年始の所信表明を受けて、拠点単位で決意表明を発表する会社があれば、その時に注意したい着眼点について話をしたいと思います。

 

拠点経営がない会社は、部署単位という視点でも構いません。

 

経営者の方からの所信表明を受けても、日常業務に対して、何らかの変革の意識がない経営幹部の方であれば、以下の文章を読まれなくても良いかと思います。

 

「乾さん、新年から厳しい言葉を発せられますね。新年に何か嫌なできごとでもあったのですか」という声が聞こえてきそうですね。

 

なぜ、厳しめの発言をしているのか・・・。

 

現時点(1月9日)での所感になるのですが、世界情勢及び国内情勢を見ると、今年は大きな変革があることが予想できるからです。

 

この情勢も良くない方向に行けば、景気が一気に冷え込みます。

 

「乾さん、昨年も好景気だったので、今年もまだ続きますよ」と言われる経営者の方もおられますが、私個人として、今年は危機感を持っています。

 

昨年の年始は、好景気を誰でも予想できましたので、特に景気に対しての危機感は抱いていませんでした。(主にメーカーになります)

 

よって、この好景気の時に経営基盤を固め、自立型人材の育成に注力することをクライアントにはお伝えしていました。(会議等のスポットコンサルの会社には、お伝えしておりませんので、ご了承願います)

 

昨年は、好景気なので、特に新しい攻めの施策を実行しなくても、対前年比の売上高110%以上は、余裕で確保できたかと思います。

 

対前年比110%以上を確保できていない場合は、ビジネスモデルに何かの欠陥が生じていると思っていただいて良いかと思います。(主にメーカーになります)

 

具体的には、製品戦略(製品の競争力が衰退期に入る)、人材育成戦略(野放しになっているので成長しているようで成長していない)等々です。

 

もし、対前年比を下回っていれば、かなりやばいです。(主にメーカーです)

 

全社的には、110%を達成していても、対前年比を下回っている拠点があれば、喜んでもいられません。

 

特に今年は、何も新しい施策をしなくても、前年比を簡単に越えられる年ではないと思っています。よって、新しい施策が必要になってくる年であると思っています。(あくまでも個人的な私見です。新しい施策があるかについては、増販増客の施策シートがあれば、一発で見抜くことができます)

 

よって、自立型人材を育成する基盤が固まっていない会社は、今年が肝になると思っています。

 

理由は、悪く転べば、景気の波が止まるからです。オリンピック特需で2020年までは安泰と思われている会社も多いかと思いますが、私は、この2019年は危機を感じています。

 

少し、熱く語ってしまいましたが、あくまでも個人的な予測なので、この予測が外れることを願っています。

 

話がかなり脱線しましたが、本題に戻します。

 

本日のコラムは、経営者の所信表明を受けて、拠点単位で決意表明をする時に押さえておいて欲しい着眼点について話をしたいと思います。

 

その着眼点とは、「何を定着させるか」です。

 

「えっ」という声が聞こえてきそうですね。

 

でも、大真面目で、「何を定着させるか」を大事だと思っています。

 

その理由は、拠点単位の決意表明を聞いていると、「何を言うのか」について、焦点が当たっているからです。

 

よって、「それらしき、素晴らしい言い回しの言葉」で、決意表明が語られています。そのため、当たり障りのない決意表明になっていて、言葉に力がこもっていません。(明確さは、力なりが実現できていない状態です)

 

そして、「何を言うのか」に焦点が当たっているので、決意表明の発表が終わると、決意表明に書かれている文章を誰一人覚えていることはありません。

 

決意表明を書いたリーダーでさえ、何を書いたのかをさっぱり忘れています。

 

昨年、ある会社で、拠点ごとの決意表明を確認する機会がありました。発表は、その年の決意表明が配布されていたのですが、事務局の方にお願いして、私だけ、その前年の決意表明ももらっていました。

 

その年と前年の2つを比較しながら、拠点長の決意表明を聞いていたのです。

 

そうすると、面白いことが発覚しました。

 

決意表明が前年と全く同じか、順序を多少入れ替えている拠点が8割を占めていたということです。

 

そして、言葉にも力が入っていないので、恐らく、「何を言うのか」に焦点が当たっているように感じました。

 

そして、会議の最後に、私にコメントを振られましたので、「“決意表明書”を“とりあえず書”に名前を変えた方がいいかもしれません」とお伝えしました。

 

多くの経営幹部が私を白い目で見ていたのは、言うまでもありません。

 

その後に、そのように思えた理由を説明すると、白い目で見ていた、経営幹部が頭を下にうつ向かれたことを記憶しています。

 

決意表明は、「何を定着させるのか」という意識が乏しすぎたことを猛省されたようです。

 

「何を定着させるのか」を意識していれば、昨年書いた決意表明の文章を忘れることはありません。

 

そして、定着させるためには、具体策が必要になります。具体策のない取り組み項目は絵に描いた餅になるからです。

 

あなたの会社では、経営者の年頭の所信表明を受けて、何を決意したでしょうか。その決意したことを忘れないために、紙に書き起こしているでしょうか。

 

書き起こしができれば、「何を定着させるのか」を本気になって考えているでしょうか。

 

今回のコラムは、新年なので、年頭の所信表明に絡めて話をしましたが、多くの会社が取り組まれている、部下との個別目標達成シートによる個別面談も同じことが言えます。

 

個別面談時は、気合が入るが、1週間もすれば、すっかり忘れている状態です。

 

そして、次回の個別面談時は、何を定着させたのか不明確なまま、また、新しい目標を立てています。それも、当たり障りのない言葉で・・・。

 

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